[中古部品使用　ドア-交換　塗装]

▼入庫時　損傷部

自動車修理業者様より中古のドア-パネル交換をご依頼頂きました。今回交換するドア－はカラ－は同色でしたが、一か所錆びて凹んでいる部分と全体的にも多数の擦り傷が有ったので表側のみきれいに塗装する事になりました。

現存のドア－パネルは損傷してからしばらくの間放置してしまった様でドア-の側面をドア－の内側から見ると完全に錆びてしまっていて蜂の巣状の多数の穴が開いていました。

ドア-の内張りを外してガラスや配線類を分解します。ハンマ－と当て盤を使用して鈑金します。叩き出してみると凹みがやや深いのでパネルが伸びています。スタッド溶接機を使用してパネルを絞ります。

鈑金箇所にパテを付けます。

パテを良く乾燥させて研いでからサフェ－サ－を塗装し更にその上にﾁｯﾋﾟﾝｸﾞｺ-ﾄ（トビ石等によるキズ防止用のブツブツのゴム質の塗料）を塗ります。

ドア-パネルの表面全体をきれいに脱皮、足付けをします。カラ－ＮＯＹ33（アイシ－ブル－メタリック）の塗料の配合を検索して調色をします。ドア-パネルの塗装をします。

良く乾燥させてから全体をコンパウンドで磨きます。そして付属部品を組み替えます。

後は室内の掃除と洗車をしてドア-交換作業の終了です。

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