[　旧車　バイク　レストア　タンク　キャンディ－カラ－　]

かなり前の旧年式のバイク（西暦1967年　50年位前）をレストアしました。その時の燃料タンクの塗装事例のご紹介です。

▼再生前の画像

▼タンク　画像

最初に液体のサビ取り剤を使ってタンクの中の長年のサビをきれいに取り除きます。タンクの回りに付いている付属品を外します。

サンドブラスト（砂吹き）で外回りの頑固なサビや旧塗膜を隅々まできれいに剥離します。

▼タンク　剥離後

剥離した所で中にガソリン等を入れてサビを取り除いた後に漏れが発生してないか良く点検をしておきます。

▼サンドブラスト終了

漏れがあれば、どんな小さな針のような穴でも修理しておきます。目残しの無いように良く凹みを確認し修整します。サンドペ-パ-を当ててからシリコンオフで脱皮してサフェ－サ－を塗装します。良く乾燥させてから細かい耐水ペ-パ-を使ってきれいに水研ぎします。そして全体を白く塗装します。

良く乾燥させて最終的に細く白いストライプ（今回は幅５mm位）となる部分を左右対称になるように寸法を出して注意を払いながらマスキングをします。

他の白く塗装した部分をもう一度細かいサンドペ－パ－で研ぎその白い塗膜の上に今度はシルバ－メタリックを塗装します。シルバ-が乾燥したら次にシルバ－メタリックの上にカラ－クリヤ－（青い半透明のクリヤ－）を下地のシルバ－の上にムラや透け具合に注意（確認と塗り方を調整）しながら何回か塗り重ねます。（余り塗り過ぎると下地塗装のシルバ－タリックのキラキラ感が消されてしまい、段々と普通の青い色に近づいてしまいます。）そして白いストライプ部のマスキングを慎重に剥がしてから最後のクリヤ－塗装で滑らかな塗装肌と光沢を出してキャンデ－カラ－の燃料タンクの塗装の仕上がりです。

燃料タンクの取り付け終了です。

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